公益財団法人長浜曳山文化協会 曳山博物館

「長浜曳山祭」とは

安土桃山時代、長浜城主であった豊臣秀吉に男子が生まれました。喜んだ秀吉は、城下の人びとに砂金を振る舞い、町民がこれをもとに曳山をつくり長浜八幡宮の祭礼に曳き回したのが始まりといわれています。江戸時代曳山を所蔵する各山組は競って曳山を改造し、豪華な装飾品を用いるなど贅をつくしました。現存する曳山はその頃につくられました。最大の呼び物は、5~12歳の男の子によって豪華絢爛な曳山の舞台で演じられる子ども歌舞伎。大人顔負けの熱演は、見物客の拍手喝采を浴びます。

企画展・特別展

曳山博物館では、400年以上続く長浜曳山まつりに纏わる各種の資料を展示する企画展、特別展を開催しております。

過去の企画展・特別展を見る

令和7年度 企画展「曳山大工 藤岡和泉~曳山の基は仏壇にあった~」

期間 令和7年7月23日(水)~9月28日(日)

平成29年(2016)ユネスコ無形文化遺産に登録され、長浜が世界に誇る祭が長浜曳山祭です。祭の舞台となる長浜町には、13基の曳山が伝わりますが、この曳山を生み出し、この地域を代表する大工一門が藤岡家で...

令和7年度 企画展「曳山を彩った文人たち ~山中信天翁と北村李軒~」

期間 令和7年6月3日(火)~7月21日(月・海の日)

終了

長浜曳山祭の曳山には、襖絵を中心に江戸後期から明治期に活躍した多くの書家や絵師などの文人が、その作品を残している。金工・彫刻や染織を含めて、長浜の曳山を「動く美術館」と称する所以である。 長浜市曳山博...

展示中の曳山

曳山博物館では、次の年の祭りに出場する本物の曳山を4基収蔵し、2基ずつ展示しています。
江戸時代の長浜の伝統的な職人技術の粋を集めた本物の曳山を御覧ください。
関連行事:秋の曳山巡行(曳山交替式)※曳山の入れ替えを行います。10月第2土曜日開催。

  • 翁山翁山
  • 常磐山常磐山

現在展示中

  • 萬歳樓萬歳樓
  • 孔雀山孔雀山

非公開

催し物・イベント

曳山博物館は、展示以外にも各種のイベントを開催しております。
また、長浜で開催されるイベント会場としても広場や伝承スタジオを貸し出しております。

過去の催し物・イベントを見る

令和7年度 「秋の曳山巡行」開催

期間 令和7年10月11日(土) ※荒天の場合は、11月2日(日)に延期

曳山博物館で現在展示している曳山4基の入れ替えを行う「秋の曳山巡行」を10月11日(土)に開催いたします。 秋の曳山巡行は、長浜曳山祭のPRと賑わい創出を目的に、従来「曳山交替式」として春に開催してい...

令和7年度 「ながはま歌舞伎」開催

期間 令和7年11月30日(日)

長浜曳山まつり推進会議(会長:針﨑守通 令和6年度總當番委員長)では、長浜曳山子ども歌舞伎の普及啓発及び子ども歌舞伎に欠かせない三役(振付・太夫・三味線)の育成と歌舞伎文化の普及・定着を目的として、な...