常設展示
曳山の展示
館内では、翌年の祭に出場する実物の曳山を4基収蔵し、2基ずつ入れ替えて公開しています。入れ替えは、年に3回行います。
現在展示中の曳山
曳山博物館では、次の年の祭りに出場する本物の曳山を4基収蔵しています。曳山は、2基ずつ交代で展示しており、江戸時代の長浜の伝統的な職人技術の粋を集めた本物の曳山をご覧いただけます。毎年10月第土曜日に曳山を入れ替える「秋の曳山巡行(曳山交替式)」が行われます。
- 舞台前柱に藍水堂一徳作の「昇り竜・降り竜に雲と人物」の飾金具があるのが特徴です。山車本体は天明2年(1782)藤岡和泉利盈によって造られ、亭は後年の作だが、作者等不明です。
- 祝町組が所蔵しており、亭上に「鳳凰」の木彫があるのが特徴です。見送り幕は16世紀ベルギー製の飾毛綴で重要文化財となっています。
曳山の公開(令和5年度)
●曳山4基公開 「壽山」「鳳凰山」「髙砂山」「猩々丸」 10月15日(日)~10月29日(日)
●曳山2基公開 「髙砂山」「猩々丸」10月30日(月)~1月21日(日)
●曳山2基公開 「壽山」「鳳凰山」1月22日(月)~4月7日(日)
長浜曳山祭と長浜の町衆の文化
1階と2階の常設展示室では、曳山を手掛けた江戸時代の職人たちの作品や、長浜の町家の模型など曳山祭や祭りを支えてきた長浜の町衆に関する資料を展示しています。
※常設展示室の資料は、定期的に展示替えを行います。