夏季特別展示『湖北 幽霊・妖怪物語 ~絵画から探る~』

 長浜曳山博物館では夏季特別展示『湖北 幽霊・妖怪物語 ~絵画から探る~』を行います。

 日本では古くから異形のもの(生きとし生けるものが恐れる存在)が造形・表現され、それらの作品が全国各地に伝わり、当地湖北にも異形のものを描いた作品が何点か伝わっています。それらは一見、不気味で忌み嫌われる存在のようではありますが、人々の自然や厄災に対する恐れが表現されたものだと考えられます。それは曳山に人知を超えた龍や虎を描くのと同じ発想と言えるでしょう。

 この特別展示では地域文化財として大切に保管され伝えられてきた湖北の幽霊・妖怪の姿を見て頂き、人間が持つ「こわさ」の本質を見極めていきます。

※この特別展は、同館2階の会議室にて開催する予定の夏季企画おばけやしきに関連して企画された。

企画展情報

開催期間:
令和6年7月17日(水)~令和6年9月8日(日)
会場:
長浜市曳山博物館 2F企画展示室
開館時間:
9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:
※毎週月曜日休館(祝日・休日の場合は翌平日休館)
入場料:
大人600円、小中学生300円
※20名以上の団体は2割引、長浜市・米原市の小・中学生は無料。
※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳等をお持ちの方及び付添いの方1名は無料。(手帳等証明書をご提示ください)

パンフレットダウンロード

ファイル種類:PDF  サイズ:2MB

主な展示資料

資料名「幽霊・仔犬に髑髏・白蔵主図」 3幅対