企画展・特別展

シリーズ干支 瓢箪から駒

 恒例となった曳山博物館のシリーズ干支展、平成26年の干支は午。午とは干支(十二支)の七番目で方角は「南」、陰暦5月の異称です。これに馬を組み合わせたのは庶民に十二支を普及させるためでしたが、日本人と馬は古代から深い結びつきがありました。

 本展示では滋賀県内の古墳から出土した馬系はにわ、豪華な鐘形鏡板轡(くつわ)を始め、長浜市十里遺跡の日本最大級の絵馬を見ていただきます。また湖北ゆかりの武将たちが使った馬印や、長浜曳山祭子ども狂言で演じられた「馬方三吉」を写真パネルで紹介します。馬にまつわることわざも集めてみました。

 本展示を通して私達と馬の身近なそして深い関わり合いについて認識して戴ければ幸いです。

企画展情報

開催期間:
平成25年12月16日(月)~1月26日(日)まで
開館時間:
9時~17時(入館は16時30分まで)
入場料:
大人600円、小中学生300円
*長浜市・米原市の小中学生は無料

パンフレットダウンロード

ファイル種類:PDF  サイズ:1 MB

主な展示資料

馬形はにわ 一体 御明田古墳群1号墳出土 野洲市教育委員会
馬形はにわ復元模型 一体 川田遺跡出土 守山市教育委員会
金銅製馬具 六点 田中遺跡36号墳出土 高島市教育委員会
絵馬 一枚

十里遺跡出土

 

平安時代

長浜市教育委員会
瓢箪から駒図九谷焼鉢 二口 江戸時代後期 個人蔵(長浜)
絹本墨画彩色瀑布唐人馬上図 一幅 江戸時代後期 個人蔵(長浜)
張子五月人形駒 一体 大正13年 個人蔵(長浜)
瓢箪型飾り金具 一点 現代 個人蔵(長浜)