企画展・特別展

大垣祭の軕行事展2

 長浜市曳山博物館では、平成27年11月16日(月)~12月20日(日)にかけて、ユネスコ無形文化遺産登録推進展示「曳山職人展」を開催いたします。 曳山本体や曳山を華やかに飾る錺(かざり)金具や彫刻、塗りは、江戸時代後期の名工たちが腕を奮った、時代を超越した秀逸な作品群です。それらの作品も100年以上経った今、様々な原因から損傷や劣化が見られるようになりました。現在、その修復にあたっては、地元長浜の大工や塗師(ぬし)、錺金具師など、社寺建築や仏壇制作の伝統的技術を受け継ぐ人たちが携わっています。
 本展示では、実際に曳山の修復を手がけている職人たちが、日頃より技術的探求の実験として、あるいは芸術的模索の試みとして制作された工芸品をご紹介します。曳山を彩る当代随一の技術力と時代を先取りするセンス、そしてそれらを育んだ長浜独自の文化性の高さを感じていただければ幸いです。

企画展情報

開催期間:
平成27年11月16日(月)から12月20日(日)
会場:
曳山博物館(元浜町)
開館時間:
9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:
会期中無休
入場料:
大人600円、小中学生300円
※長浜市・米原市の小中学生は無料

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展示資料画像

「乾漆赤黒水瓶」樋口安彦
「乾漆布目茶碗」樋口安彦
「JO-KIBOWL」渡邊嘉久
「百合図飾箱」下司貴之
「銀象嵌梟六角箱」辻清
「萩.蝶文箱」辻清
「試作品」辻清