企画展・特別展

シリーズ干支 「申」

 長浜市曳山博物館では、すっかりお馴染みになりました企画展 シリーズ干支を開催いたします。申(さる)=猿は除災招福の効験著しいとされ、日本人には広く親しまれていますが、本展示では猿楽、庚申信仰、そして猿にまつわる昔話、猿に縁のある武将たちなど多方面から紹介することにいたしました。
 猿楽では、長浜曳山子ども狂言(歌舞伎)の濫觴というべき長濱八幡宮の能装束に加え、カタカナイセキの名で知られた七条の能面を展示します。現在の祭礼に登場する猿田彦や天狗も注目です。そして道教をもとに密教・神道・修験道が複雑に絡み合って「庚申待ち」というお籠習俗を生み出した庚申信仰のようすを青面金剛図像の数々から偲びます。また昔話の猿たちも皆さんをお待ちしております。

企画展情報

開催期間:
平成27年12月21日(月)から平成28年1月24日(日)
会場:
曳山博物館(元浜町)
開館時間:
9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:
会期中無休
入場料:
大人300円、小中学生150円
※長浜市・米原市の小中学生は無料

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展示資料画像

見ざる、聞かざる、言わざる

青面金剛図像

京都市山ノ内猿田彦神社蔵

猿と縁のある武将たち

豊臣秀吉像

長浜市長浜城歴史博物館蔵

近江猿楽

能装束

(滋賀県指定有形文化財)

長濱八幡宮蔵

木造鬼神面

(長浜市指定文化財)

長浜市山階町伊吹神社蔵

猿の陣羽織

猿猴図陣羽織

長浜市長浜城歴史博物館蔵