企画展・特別展

曳山を彩る絵師たちシリーズII　沢宏靱

　長浜市曳山博物館では企画展「曳山を彩る絵師たちシリーズII沢宏靱」を開催します。

　7月2日より曳山博物館に収蔵展示中の曳山・萬歳樓の胴幕「雅楽楽器尽図」は、昭和58年（1983）に新調されました。

　その下絵は、長浜神戸町（長浜市元浜町）出身の日本画家「沢宏靱」が描いています。

　沢宏靱（1905～82）は、大正～昭和時代に活躍した日本画家で、滋賀と京都で活躍し多くの作品を残しています。

　大正9年（1920）京都画壇の重鎮・西山翠嶂（1880～1958）の内弟子となり本格的な日本画の手ほどきを受け、人物・風景画等に抜群の腕を振るった師匠の画技をかなり習得したと考えられます。

　今回の企画展では、長浜周辺に残された作品を展示します。湖北・長浜そして近代日本画史において大きな影響を与えた沢宏靭の魅力をご堪能いただければ幸いです。

企画展情報

開催期間：

平成30年7月19日（木）～9月2日（日）

会場：

長浜市曳山博物館　１F曳山展示室

開館時間：

9時～17時（入館は16時30分まで）

休館日：

会期中無休

入場料：

大人600円、小中学生300円
※20名以上の団体は2割引、長浜市・米原市の小・中学生無料。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳等をお持ちの方及
び付添いの方１名は無料。（手帳等証明書をご提示ください）

展示説明会

日時：

7月21日（土）　13：30～

場所：

長浜市曳山博物館　1F曳山展示室

説明者：

長浜市曳山博物館 学芸員

参加費用：

要入館料（予約不要）

主な展示資料

展示資料画像