企画展・特別展
長浜曳山祭-子ども歌舞伎と祭礼行事を知る
国指定重要無形民俗文化財「長浜曳山祭の曳山行事」の大きな柱が『子ども歌舞伎(狂言)』と『祭礼行事』です。言い換えればこの二つが今秋、ユネスコ無形文化遺産登録の対象となるものなのです。
本展示ではともすれば見逃しがちな諸行事の由来、謎を解き明かします。また昭和20年代まで湖北地域において広く行われてきた子ども歌舞伎を紹介するとともに、浄瑠璃をはじめ三味線、振付など、この地域の豊かな文化的土壌によって長浜曳山祭の子ども歌舞伎が支えられていたことを展示します。
無形文化財は展示が難しいといわれますが、その通り、信仰や伝承などの心象文化は表現が難しいのです。今回の展示では「そのタブーにあえて挑戦!?」します。これからユネスコ無形文化遺産として世界中で理解してもらおうとすれば、「まず地元の博物館からわかり易く発信」に努めたいと思います。では「長浜曳山祭ワールド見直しの旅」にご招待です。
企画展情報
- 開催期間:
- 平成28年9月12日(月)~10月23日(日)
- 会場:
- 長浜市曳山博物館
- 開館時間:
- 9時~17時(入館は16時30分まで)
ファイル種類:PDF サイズ:2 MB
展示資料画像